yasuのヒトリガタリ

音楽やイベント・ライブ感想をゆる~く語っていく

真礼としての「現在地」

こんにちは、yasuです。

今回は、内田真礼さんの2ndミニアルバム「you are here」について喋っていこうと思います~

 

7月のMaaya Party9!東京で発表されたときから楽しみにしてきました。なんといっても今回も豪華なクリエーターが大集結していて神曲が約束されるみたいなもんですよ!!

 

音楽プロデューサーの冨田明宏さん曰く、元旦の単独武道館ライブで5周年の集大成を作り上げた内田真礼がもっと素晴らしい景色をもっと追求し、過去をさらに更新するのを目標としたのが今回の1枚となっている。

 

タイトルについて、「you are here」とは直訳すると「あなたはここにいます」だがここでは「現在地」として捉えている。進むべき方向が無限に広がっているという意味合いのコンセプトである。

 

1.波乗りキャリーオン

作詞・作曲・編曲:TAKE(FLOW)

波乗りキャリーオン

波乗りキャリーオン

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この曲はタワレコでフルver.の先行試聴が可能だった曲。その時の感想では、コール多めのラップありで縦ノリ感のあるアゲアゲ曲。発売されてから歌詞カードを見ると、(波!!!波!!!)の表記で面白い! このことについては、真礼さんもラジオで話していました。FLOW感が強くて、内田真礼さんには新しいジャンルの曲が入ってきたなという感じ。アルバムの1曲目にふさわしく、Zeepツアーを意識してつくられたのがよく伝わる。

 

2.共鳴レゾンデートル

作詞・作曲:田淵智也 編曲:堀江晶太

共鳴レゾンデートル

共鳴レゾンデートル

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 なんといってもこれですよ!!!!!!!ついに「田淵×堀江」楽曲を真礼さんが歌う日が来るとは...。楽曲名は雑誌「リスアニVol.38」の田淵智也連載の呼び水のコーナーが初解禁でした。そこから真礼公式が発表するまで1ヶ月あり、曲名だけでソワソワしてました~。

 まずイントロからベースとギターの重心低めのサウンドで堀江らしいと感じた。タイトルにも「共鳴」があるように、シンセかストリングスのような音で振動数の高さを表現していると感じ取れた(二重の意味合いで)。特に田淵曲は2番からの快進撃がすごい!2Aメロの発展部分「それはまだ~」がラップ系の展開でピアノ使いが素晴らしい。このような部分が堀江が関わったときの化学反応だと感じ取れた。

2サビ終わりから始まる共鳴の掛け合いがなぜ7回なのか?今まで田淵が提供してきた曲数が7曲とか様々な見解が考えられるので、次号の呼び水で田淵の考えを掲載してほしい。そこの部分より私は、ラスサビの「今、確かに共鳴した 私が欲しがっている 真実未来」が気に入っている。ここの音の世界観の広がりと歌詞とのリンクが最高にマッチしている。「レゾンデートル」という言葉は、内田真礼にとって中二病のキャラソンのユニット名である「Black Raison d'être 」だと考えられる。田淵はそのこともあってこの言葉を使ったと考察できる。

今までの内田真礼の田淵曲はポップな感じの楽曲が多く見られたが、このタイプの手の楽曲は今までにない。これぞ真礼ロックの大本命が来たな!といった感じ。

 

3.Girl is fun

作詞・作曲・編曲:y0c1e

Girl is fun

Girl is fun

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女性目線で女性を描いた等身大の曲。なんといっても女の子らしいカワイイ曲を内田真礼さんが歌うとさらに可愛くなるんですよといった曲(元から既に可愛いんですけどもね...)。内田真礼に1番多く楽曲提供をし、内田真礼のことをよく知っているy0c1eさんだから書ける曲だなぁと感じました。特に「コスメティック」や「ペールラベンダー」といった女の子全開な歌詞がこれまた良い。

 

4.キミ行きEXPRESS

作詞:山本メーコ 作曲:山本陽介 編曲:やしきん

キミ行きEXPRESS

キミ行きEXPRESS

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作曲がまあやバンドのギター担当である陽介さん、編曲が2ndSG「ギミー!レボリューション」からの付き合いであるやしきんというのもあり、昔からの内田真礼感が非常に強いと感じ取れた曲。曲調的にクリスマス感がある(?)ウィンターソングでも行けそうな感じする。また、「Hello future contact!」みたいにライブの締めにあってる感じでもある。ライブでこれをやられたら確実に泣く自信しかない(笑)。あと2サビがないのが意外だったかな。あの手の楽しいサウンドは何回でも楽しませてくれる。

 

5.あの人に会いたい

作詞・作曲・編曲:曽我部恵一

あの人に会いたい

あの人に会いたい

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一言で言うと上品のある楽曲。そもそもサニーデイ・サービスを知らなかったのでなんとも言えない(笑)。このアルバム自体がテンポの速い楽曲が多いのでこのようなゆったりした曲を入れることによって一つのアクセントになっているのかもしれない。ライブにて弾き語りありのアコースティックver.で聴いてみたさがある。現場に行かないとこの曲の真の良さは分からないのかもしれない...

 

6.Seasons Come,Seasons Go

作詞・作曲:麻枝准 編曲:y0c1e

Seasons Come, Seasons Go

Seasons Come, Seasons Go

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麻枝節キイテマスネ〜。麻枝さんとの関係はアニメ「Charlotte」の西森柚咲(CV:内田真礼)がヴォーカルを務めていたバンドHow-Low-Hello(ハロハロ)に至ります。個人的に発熱デイズがめっちゃ好きで真礼さんのFCイベントVo.2で回収できたのが激アツでした(笑)。このような縁から麻枝さんに依頼をして提供された1曲。バンドが活きる楽曲というか、とりあえずMVを見て下さい!MVにはMAAYA BANDも参加しており、めっちゃカッコいい。イントロからピアノが始まって、ドラムの音が響き渡るサウンドが素晴らしい。歌詞も普遍的?日々の葛藤からの生きている意味を見つけようとするストーリー性がしっかりしている。トゲトゲでグサッとくる感じが麻枝准の良さだと感じてます。若い世代には共感できるなと。1サビ終わって音が消え、もう終わりかなと思わせての2番に入るあたりも特徴的。

 

 全体的に見て新しいジャンルの曲に挑戦しつつも、これまでの内田真礼らしさのある楽曲もあって非常にバランスのあるミニアルバムになったと思います。

毎度、楽曲が出るたびに思うことなんですけど、真礼さんが「こういう曲をやりたい!」とか、逆に「誰か曲を書いてもらいたい人はいますか?」といった提案などのやり取りを行い、音楽クリエイター側にコンセプトをしっかりと伝え、依頼する音楽プロデューサーの冨田さんの功績は素晴らしいと今回も思わされました。

 

you are here - EP

you are here - EP

 

特に共鳴レゾンデートルについてはかなり話しましたが、これでもまだいっぱい語れることはあります(笑)。

11月から全国5カ所でZeepツアーが始まり、私はFC先行で申し込んで、初日名古屋と2日目大阪の参戦が決まりました!どういったセトリになるか気になるな〜

 

 

 

話が変わるんですけど、夏川椎菜さんの1st Live Tour プロットポイント中野公演2日目に行ってきました。椎菜の単独ライブが初で、多動曲でノリノリになって、演出などの世界観が良くて、とっても最高に楽しかったのです(笑)。千秋楽である大阪にも参加するので感想は大阪が終わってから書こうと思います(ネタバレにもなるので)

 

 

声優グランプリ11月号のお便りに、自分が投稿した発売前段階の「you are here」についてのコメントが少し載りました(笑)

 

それではまた。。。

yasu