こんにちは、yasuです。
今年もやってきました。もうそんな時期なの??って感じです。
上半期でも10選は取り上げましたが、下半期がかなり強くて顔ぶれは大きく変わりました。その中でも今回も残ってる曲は本当にいい曲だしお気に入りの曲です。
2021年上半期はこちら
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【評価基準】
・シンプルに2021年で良かった曲を10曲挙げました。同じアーティスト、同じ作家は不可といった縛りはなく(極力避ける)、今年リリースされた曲を対象としています(順不同
・メロディ・コード進行・歌詞・アレンジ・ベースライン
楽曲10選
たゆたえ、七色/ARCANA PROJECT
収録:3rd SG「たゆたえ、七色」#1
TVアニメ「白い砂のアクアトープ」第一クールOPです。
P.A.WORKSのお仕事シリーズ「水族館」というテーマもあり、EDも音楽プロデュース・作曲を務めたシンガーソングライター・作詞作曲家の草野華余子さん曰く、海面より上の世界線を曲に反映させたという背景があります。イントロのさざなみ。また、サビへ突入する際に変拍子になるあたりが、波がたゆたうように感じ取れていい。これはアレンジがかなり重要になってきますし、これまでカヨコworksで一番タッグを組んでいて、信頼のある堀江晶太さんがアレンジを手掛けているなのか、「P.A.WORKSオタク(褒め言葉)」のカヨコさんのやりたいことが忠実に表現できてて最高に良かった曲です。
Starcast/石原夏織
作詞:やなぎなぎ
作曲・編曲:栁舘周平
収録:7th SG「Starcast」#1,3(Instrumental)
声優アーティスト 石原夏織さんのノンタイアップ曲で、夜空の星をモチーフにして心の距離を表現した内容になっています。2Bメロから2サビ全てが素晴らしかった。
2Bに関してはメロとアレンジからこの先、面白くなりそうなワクワク感とかをすごく感じましたし好きすぎる。
ずぶ濡れで空を見上げ 逆さまに持った傘で 落ちてく言葉をなみなみ受け止める 世界中でただひとり バカだねと言われても キミが笑ってくれるならOK
2サビの歌詞が好きすぎて。。「なみなみ」って言葉、口ずさんでてスゴく気持ちいいし、歌詞のストーリー性含めて、なぎさんにしか書けないんだなと強く印象的に残りました。
魅惑の華/Rain Drops
作詞・作編曲:立椅子かんな
収録:1st Full AL「バイオグラフィ」#5
立椅子かんなさんはボカロ畑の方らしく、3分ちょっとで曲が終わる構成。短くてそれなりに速く、キャッチーさもある詰め込んだ曲でいいですね。
愛を知らぬ 未熟な少女は 恋をして 身を絆しました
最後の歌詞が好き。ここでさっと曲が終わるのがこれまたいい。
ファイオー・ファイト!/SMILE PRINCESS
収録:SG「ファイオー・ファイト!」#1,3(Instrumental)
TVアニメ「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」OP。
こういう感じは「灼熱スイッチ」の懐かしさを彷彿させるような軽快なバンドサウンドが特徴的。
ずっと このまま在ると思うな
時間は残酷なもの
前へ 先へ あとで 笑え
進まザルをえないよと
おいこまれていく
1Bメロの歌詞。他にも出てくる「○○ザルをえないよと」構文。そこからのサビ歌詞に入っていると考えたらこの曲の転換点だと思うんですよね。コード進行とかに目が行きがちだが、詞も文面上で確認したらさらにおもしろい。
ピンキーフック/麻倉もも
収録:9th SG「ピンキーフック」#1,3(Instrumental)
TVアニメ「カノジョも彼女」EDとなっています。
イントロから最高なのは聴いたらすぐわかるとは思うのですが、Bメロがおもしろい。Bメロで同じメロとコード進行を8小節繰り返していて、一見単調になりやすいが、この曲は全く飽きを感じないのが何故なのか凄い。プラス、MVのもちょがかわいすぎる。
Ah...ムリムリただ無言の圧
サビに登場する歌詞。「ムリ、ムリ、」のアレンジが気持ちいいし、アツ↴って下降して言い切ってる要素?をもちょが歌うとすごく良くないですか。
私の大好きな渡辺翔ポイントとしては、1サビ終わってから2Aメロ全体にかけてベースが浮き出てキモくなる要素がしっかりあって今回も最高でした。文句ないです。
パンとフィルム/≡君彩≡ [所 恵美 (CV.藤井ゆきよ)、松田亜利沙 (CV.村川梨衣)、矢吹可奈 (CV.木戸衣吹)]
作詞:佐高陵平
作曲:斎藤大
編曲:佐高陵平
収録:『アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ』
THE IDOLM@STER MILLION THE@TER WAVE 16 ≡君彩≡ #2 ※Apple Musicなし
アイドルマスター ミリオンライブ!の曲です。
間違えない恋なんて 恋じゃないとか言って
幼いあたしをみつめる おとなの瞳が好きだった
サビの歌詞。譜割り・歌詞・アレンジの良さがここに多く詰まっていていい。。。「作詞と編曲がまるで呼吸のように息が合ってる」そんな曲だと思います。佐高陵平(y0c1e)さん、バチクソにいい音を作れるし、作詞も素敵ですね。。。
透明できれい/DIALOGUE+
作詞:田淵智也
作曲:瀬名航
編曲:伊藤翼
収録:1st Full AL「DIALOGUE+1」#12
声優ユニット「DIALOGUE+」の1st full Album「DIALOGUE+1」リード曲。
サビ頭「どう⤵しょう⤵も⤵な い く ら い⤴」って詞がメロに上手く乗ってて天才すぎる。「透明で きれいで」の流れで「そして あったかい」という言葉が次に来るんだ。。となりました。瀬名さんのメロの良さをしっかりと作詞に反映させている。メロに最適な言葉を難なくと割り付けられ、かつユニットに対してのメッセージ性を込めることもできちゃう音楽プロデューサーさん。サビ頭にこんな歌詞ふつうは来ないだろ...ってのを自然とやっちゃうのが彼らしい作詞で好きです。
これに負けずとのアレンジがまたこれすごい。このような楽曲の位置づけとしては、アーティストのこれまでを曲に変換して振り返るようにしたい趣旨からメッセージ性を重視していく傾向が多いが、ストリングスやベース、ギターの音もしっかり強くて、音でノレる要素も根本的にあることが素晴らしい。ベース演奏だけのために堀江晶太を呼んでくるあたり本気度合いがひしひしと伝わってきます。
ウラノミト/月ノ美兎
収録:1st AL「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」#3
今年の#何やってんだ広川 大賞最優秀曲です。上半期ではあやふわアスタリスク/DIALOGUE+でしたが、今年はこいつでした。音がすごい。雷の音も入っている(広川さんが腹が立った経緯で)。試聴動画で聞いた時からベースラインなんかきいたことあるし、もしかしてあの人じゃね?と予想したら当たっていてこれまた草でしたね(?)
本当のことを教えてあげるよ
2Aメロのここのベースラインめちゃすき。。。間奏もすんげぇいいよ~
Fight oh! MIRAI oh!/星見プロダクション
収録:配信限定「Fight oh! MIRAI oh!」#1、「Collection Album[奇跡]」#11
アニメ化も決まって、急速に加速しそうなコンテンツ「IDOLY PRIDE」の楽曲。
作曲はクリエイターチームQ-MHzが担当しているのですが、サビを作曲した人間が、その方の曲をよく聴いてる人だと一瞬で分かってしまうくらい色が出ています。もう1人の作家さんもAメロ結で転調するあたりも分かりやすく、ファンの好みを捉えてて◎。サビの「メチャクチャに舞い上がれよ」とか、Dメロのラップパート「昔話はたらればです 甘えてすがってるならば選考外」って辺りの歌詞めちゃくちゃ好きです。
※上半期ノミネート楽曲ということもあり文章はコピペです。すんません、、、
Dark seeks light/ニノミヤユイ
作詞:ニノミヤユイ
作曲・編曲:ケンカイヨシ
収録:2nd SG「Dark seeks light/散文的LIFE」#1
TVアニメ「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」OPです。
もうイントロから好き~。ダークな厨二病を取り入れた疾走感のある曲となっています。頭の悪そうな(いい意味で)サウンドで2サビ前のスラップだけで白飯3杯はさらっと食えちゃうくらい好き。来年あたりどっかのDJイベントでやってくれたら最高に場が盛り上がりそう〜〜
ここからは+α(番外編)。
コアのコアファンにしか興味がなさそうな内容なので見なくてもいいですが、よければということで…(ボソッ
●よかったアルバム
Gradation Collection/小林愛香
声優でアーティストの小林愛香さんの1st Album。
作曲家・田代智一さん音楽プロデュースのもと、Q-MHzが大半の楽曲を手掛けているが、個人名義でも提供しているのが印象的だった。どうしてもキューメガworksで追ってると小松未可子と比べてしまうが、歌唱力は楽曲に対しても申し分ないくらい負けてなくて、あいきゃんらしさが詰まったいいアルバムでした。10月に豊洲でやったライブもすげぇ楽しかった。最後にやったCan you sing along?。あれほどこみ上げてくる歌詞は最高過ぎるし、全部最高でした!ライブ後、「最高過ぎるよ、全部最高!」しか語彙力がなかった。
バイオグラフィ/Rain Drops
10選の「魅惑の華」に収録されているにじさんじ所属のバーチャルユニット。
表題曲「エンターテイナー」は、じん×堀江晶太が手掛けており、一部界隈ではかなり話題になりました。低くてかっこいい声と高くてかわいい声がちょくちょくユニゾンする瞬間がたまらない。ほかにも「きこえ」「僕らの月は多角形」も好きな曲。ずっと聴いてる。。。
「劇場版マクロスΔ絶対LIVE!!!!!!」ボーカルソング集 Walkure Reborn!/ワルキューレ
単純に良かった曲が詰まったいいアルバムでした。1曲目「唇の凍傷」では、歌い始めるのに1分半くらいあるのですが、それまでの時間のワクワク感がこれからアルバムが始まるんだという感触がたまらなくていいです。他にも「つらみ現在進行形」「キズナ→スパイラル」「無限大DRIVE」あたり良かったと思います。
DALOGUE+1/DIALOGUE+
ポニーキャニオン所属の声優ユニットです。声優アルバムはこういう風にやりましょうのお手本の一つではないでしょうか?
「謎解きはキスのあとで」めちゃくちゃいい曲で10選に取り上げてもおかしくなかったのですが、去年からライブではこの曲をやっていたというのもあり、個人的には今年のインパクトではないので除外させていただきました。
●よかったアーティスト
ARCANA PROJECT
アニソン系女性アイドルユニット。10選で取り上げた「たゆたえ、七色」のほかに、2nd SG「夢で世界を変えるなら」も私の好きな系譜の楽曲でたくさん聴いた。うーちゃん最高!
●よかった作家(作曲)
半田翼
鈴木このみ「Missing Promise」作曲・編曲、を聞いた時の衝撃は今年一だったかもしれない。サビのコードワーク何?普通じゃないことをしっかりと成り立たせてるのがすごい。聴けばわかるはず、、。今年間違いなくハマって、去年のミリマスの「Glow Map」もヘビロテして聴いた。
●よかった作家(編曲)
彼の編曲は今年も本当に良かったしお世話になった。DIALOGUE+「花咲く僕らのアンサーを」編曲、ARCANA PROJECT「天運ヘキサグラム」編曲、天音かなた「天使のagape」編曲。特にこの3曲はメロ込みで中山さんのアレンジなしには好きにはなれなかったと思ってる。今年いい曲が多すぎたせいか、アニソン派!Vol.5でシクレ登場したときは現地で細長人間に盛大拍手をした。
●よかった作家(作詞)
今年は特に作詞がすごかった1年だったと思う。彼の作詞スキルとしては、言葉遊びや造語などで特徴的だが、こんなシンプルな言葉でいい歌詞書けるんだ..と(もちろんメロや音に合う歌詞)。ARCANA PROJECT「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」作詞(本当に同じアーティストが何回も出てきて申し訳ない)。この曲は本当に良かった。
それとは対に、DIALOGUE+「アイガッテ♡ランテ」作詞 に関しては「モルワイデ」「ピテカントロプスの生い立ち難しい」などといった初見殺し(6月のフラフラ定期公演ではん?となった)は通常運転だったと思う。
+αは以上です。
ダイアローグとアルカナプロジェクトの話しかしていませんね。本当に偏った内容で申し訳ない。ここまで読んでくれた方はなかなかの通しかいないので、ここの場でしかこのような話はできないと思い、ついしちゃった....。
2021年も残り数時間となりました!年越しはUNISON SQUARE GARDENと女王蜂の対バン配信ライブを観ます!うまい焼肉食って呑んでからなのですごくワクワクしています!!
fun time COUNTDOWN 2021-2022 | UNISON SQUARE GARDEN 2021 (unison-s-g.com)
(本当にここのバンドのベーシストには多方面でお世話になってる(一方的)ので宣伝します)
来年も良い曲に巡り会えたら良いですね〜